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かぜよみの会 ~ 鹿嶋 神栖 潮来 香取 銚子 旭付近 の 文化系サークル~

茨城県鹿行地域にて、読書会を開催しています。少しでも興味を持たれた方や参加希望の方は、ruralbooks@yahoo.co.jpまでメールくださるか コメント欄 より お問い合わせください。

読書会の話題について

読書会で大切なのは「交歓」をすることであると
中島孝志氏(読書会の先駆者)も おっしゃっている通り、
楽しくなければ会に参加する意味がありません。


笑いの絶えない(時にはみんなで黙って考える時間も重要
だと思いますが)読書会を進めていくためには、「適切な
話題」を「適切なタイミング」で放りこむことが大事です。





一般的な読書会では、以下のような話題がしばしば飛び
交います。


・読書のきっかけになった本は?

・子供の頃から本を読んでいたか?

・家族も本を読んでいたか?

・今まで出会ったなかでのベスト本は?

・お気に入りの著者は?

・読書以外の趣味は?

・ネット全盛の時代に あえて読書する目的は?

・なぜその本を手に取られたのか?

・その本を通して、著者が伝えたかったことは?

・その本を読んで面白いと感じたところ・ためになったと
奮わされたところは?

・その本(小説)で、一番共感できる人物は? 好きな人物は?

・その本の関連本として○○がありますよ!
(自分が知ってる同じ著者・テーマの本を挙げる。
出来れば おすすめポイントも)



ちなみに、参加者が必ずしも読書好きの方ばかりとは
限らないため(地方だとなおさら)、 普通の雑談の話題も
織り交ぜなければいけません。仕事・子供・ペットの話等
の話から無難に切り込んでいきます。仕事で辛いこと・
解決しなければいけないこと等は、比較的誰でも会話に
参加しやすいです。


切り進めていくうちに、「参加者がほんとに好きなこと・
話したいこと」を探りあてられたらしめたもの。


また、「自分が質問したいこと」と「参加者が話したい
こと」のバランスも見極めましょう。


共通の話題がなかなか見つからないときは、「自分が
ちょっと困っていること」を相談するのも手です。
めんどくさい会社の先輩との接し方とか。






個人的にいちばん重要だと思うのは、
「参加者のみならず、主催者が誰よりも楽しむこと」です。

そもそも、主催者が笑いをとるなどして参加者全員を
楽しませる必要は無いのです
(話したそうな人には話題を振らなければいけませんが)。


参加者全員が主役で、主催者は脇役です。




主催者にとって、読書会終了後の
ひとり反省会は通過儀礼です。
しかし、押し寄せる疲労感も含めて、
「逆に楽しい」
と受け取りましょう。

このとき、読書会を徒労としか思えない方は、
きっぱり主催者を降りましょう。

シンプルに、自分がやってて楽しくなければ、
そこが読書会の引き際だと思われます。




ごちゃごちゃ書きましたが、
まとめると、


質問力を向上させましょう。
わざわざ時間を割いてくださった参加者に
感謝しましょう。