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かぜよみの会 ~ 鹿嶋 神栖 潮来 香取 銚子 旭付近 の 文化系サークル~

茨城県鹿行地域にて、読書会を開催しています。少しでも興味を持たれた方や参加希望の方は、ruralbooks@yahoo.co.jpまでメールくださるか コメント欄 より お問い合わせください。

読書日記

主体的な部下・後輩を育てる方法あれこれ

『自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書 (篠原信 著)』という本では、そのタイトルに違わず 部下後輩への効果的な指導方法を簡潔に書いています。 以下、個人的にためになったポイントをまとめました。 ・相手に何かを教える前に、相互信頼(…

落ち込んだときこそ、とことん暗くなれる本。

誰でも落ち込むことはあると思います。そんなとき、私の場合は、さらに暗くなる本を読む ようにしています。 自分の想像以上の暗さと深さに触れると、 逆にポジティブになれる瞬間が訪れるからです。 落ち込むことがバカバカしく感じてきたら、 すぐに本を閉…

考えているようで実は考えていない状態に陥らないために

これまで何冊かの「頭が良くなる方法」や「簡単に 論理力が向上するノウハウ」系の本を読んできました。古典から最新のベストセラーまで。 結局、「考える力」を、養うにはどうしたらいいのか? 結論から書くと、「実際にひたすら考え続ける」しか ないよう…

あたりまえなんてないから、あたりまえにあたえることが大事。あたえられた後はもっと大事。

「見返りを求めない………なんてムリだ!」と考えるのは、 ごく自然なことです。 「あれだけしてやったのに、恩知らずなやつだ!」 そうですね、我々は聖人君子では無いので、 ネガティブな感情にとらわれるのは しょうがないと書けばしょうがないです。 でもち…

かんもくのまま大人になってしまった人への支援は?(2020年3月20日追記)

5月20日に参加した『かんもく交流会』に触発され、 関連した内容が網羅されている書籍 「場面緘黙(かんもくと読む)支援の最前線」を 読みました。 ※「場面かんもく」とは、『特定の場面で全く話せなく なる』症状のこと。話したいのにも関わらず。 海外での…

労働は美徳ではない

「デートクレンジング」(柚木麻子 著)と、 「AI時代の新・ベーシックインカム論 (以下、AI論)」(井上智洋 著)を読みました。 同じ日に二冊とも。 どちらの本も、「なんか面白そうだな」と思い、 リアル書店で衝動買いした本です。 詳しい内容についてはあえ…

20年前の読書術の本を読んで気づいたこと

ここ20年で、科学技術と我々の生活様態は劇的な変貌を 遂げました。そんななかでも「読書術」の本は、古今東西発行され続けてきました。 「自分をつくるための読書術(勢古浩爾 著) 」は、1997年に 出版されたブックガイドです。 あらためて読み直すと、いく…

2025年問題を本質的に考えるヒント

団塊の世代が75歳を迎えることにより予想される 「2025年問題(深刻な病床数不足・現役世代の保険料 負担増 等の諸問題)」を切り抜けるために、『在宅医療へ のシフトは避けられない』という考えが、医療業界で 広く浸透しています。 在宅医療の「在宅」とい…

美術鑑賞のメリットと注意点

「アート鑑賞 超入門! 7つの視点(著:藤田令伊)」と いう本では、美術鑑賞のメリットとして以下の項目を 挙げています( p . 174-175より 一部抜粋)。 ・ ストレス解消 ・情操や感受性の育成 ・論理的思考の鍛錬 ・批判精神の練磨・気づきの想起・新しい価値…

本を読みたくなる本

本を読んでいると、もっと本を読みたくなるような 言葉との出会いがあります。 1.「色んな本(小説)に触れれば、色んな気持ち にも触れられる」 (岡田磨里・絵本奈央『荒ぶる季節の乙女どもよ。』 2巻より) 文芸部にて読書会を催している高校生たちが、 (この…

ハリウッドで夢見る飲みサーの姫

ナサニエル・ウエスト作 「いなごの日/クール・ミリオン 」を 読みました。コメディー作品集です。 ナサニエル・ウエストは、1920〜30年代の アメリカを舞台に活動されていた作家です。といっても発表したのは4作のみで、彼自身が 生きている間には評価され…

フィクションの功罪

フィクションが好きです。 フィクションには、辛い現実を一瞬だけ忘れ させてくれる効果があります。 それゆえにフィクションは、「私だけどうしてこんなに うまくいかないんだろう」という考え方を助長 させる作用も孕んでいます。 『子供時代に作り上げた…

「東京を生きる」を「地方を生きる」人が読む

アダルト媒体出身で、昨年急逝された フリーライター「雨宮まみ」さんの本を 読みました。 タイトルは「東京を生きる」。 「東京に来て、私は『お金がなければ、 楽しいことなんて何もない』という 宗教に入ったのだと思う」 (同書 p.18 より)「わくわくする…

睡眠導入本

地球上に住む脳を持つすべての生き物は、 眠らないと死に至ります。 ご存じの方も多いと思われますが、 質の良い睡眠をとるためにはコツがいります。 ・眠りたい時間の15〜16時間前に 肉・魚・大豆等のトリプトファンを 多く含む食材を摂取する。 トリプトフ…

ミサイルと読書会

北朝鮮が荒ぶってます。ミサイルの精度や飛距離も以前とは段違いです。 「北朝鮮はアメリカとの対話が狙いなので、日本に撃ち込むことは無い」と いう捉え方が多数のようですが、額面通りに受けとるわけにもいきません。 当然ですが、「あ、牽制のつもりだっ…

スマート眼球の実用化はまだか

最近の書店の陳列を眺めていると、「未来にはこんな 危機が控えていますよ」系の本がたくさんあることに 気が付きます。日本に現存する自治体の半分が消滅するとか、輸血用 在庫が絶望的な数字になるとか。悲観的な予測をあげ ればキリがありません。 「2050…