落ち込んだときこそ、とことん暗くなれる本。
誰でも落ち込むことはあると思います。
そんなとき、私の場合は、さらに暗くなる本を読む
ようにしています。
自分の想像以上の暗さと深さに触れると、
逆にポジティブになれる瞬間が訪れるからです。
落ち込むことがバカバカしく感じてきたら、
すぐに本を閉じましょう。
今回は、びっくりするくらい気持ちが沈む
とっておきの3作を紹介。
※ いずれも、内容そのものを茶化しているわけでは
ありません。念のため。
1. 審判 (カフカ 著)
⇒とにかく、終始セピア色の雰囲気がたちこめてます。
序盤はとにかく退屈。裁判のシーンまで辿り着く過程が
リアルすぎます。
どんでん返しな展開なんかなくても、とびきり面白い
小説ってあるんですよ。
2. 反逆する風景(辺見庸 著)
⇒ 暗い。重い。でも面白い。引き込まれます。
「希望は無い。絶望を深めよ」(辺見氏の言葉)
3. 山田花子のマンガ
⇒90年代に一部からカルト的人気を博したマンガ家に
よるマンガ集。 生きづらさを抱えた人へ。
個人的には、「明るい」よりは「暗い」方が好きです。
軽いよりは重い方が好き。
ほんとにつらかったら、誰かに相談しましょう。
病院へいきましょう。
夜になるとろくなことを考えないので、
四の五の言わずに寝ましょう。