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かぜよみの会 ~ 鹿嶋 神栖 潮来 香取 銚子 旭付近 の 文化系サークル~

茨城県鹿行地域にて、読書会を開催しています。少しでも興味を持たれた方や参加希望の方は、ruralbooks@yahoo.co.jpまでメールくださるか コメント欄 より お問い合わせください。

落ち込んだときこそ、とことん暗くなれる本。

誰でも落ち込むことはあると思います。

そんなとき、私の場合は、さらに暗くなる本を読む
ようにしています。


自分の想像以上の暗さと深さに触れると、
逆にポジティブになれる瞬間が訪れるからです


落ち込むことがバカバカしく感じてきたら、
すぐに本を閉じましょう。



今回は、びっくりするくらい気持ちが沈む
とっておきの3作を紹介。
※ いずれも、内容そのものを茶化しているわけでは
ありません。念のため。








1. 審判 (カフカ 著)
審判 (岩波文庫)

⇒とにかく、終始セピア色の雰囲気がたちこめてます。
序盤はとにかく退屈。裁判のシーンまで辿り着く過程が
リアルすぎます。

どんでん返しな展開なんかなくても、とびきり面白い
小説ってあるんですよ。











2. 反逆する風景(辺見庸 著)

反逆する風景 (鉄筆文庫)

⇒ 暗い。重い。でも面白い。引き込まれます。

「希望は無い。絶望を深めよ」(辺見氏の言葉)










3. 山田花子のマンガ

定本神の悪フザケ

⇒90年代に一部からカルト的人気を博したマンガ家に
よるマンガ集。 生きづらさを抱えた人へ。









個人的には、「明るい」よりは「暗い」方が好きです。
軽いよりは重い方が好き。





ほんとにつらかったら、誰かに相談しましょう。
病院へいきましょう。


夜になるとろくなことを考えないので、
四の五の言わずに寝ましょう。