出会えない社会での出会い方
新潟にて「シェア飯」というイベントを
定期開催されている方がいらっしゃい
ます。
「シェア飯」とは、各自が作ってきた料理
(または買ってきたスナック菓子でも可)
を食べながら、おしゃべりするだけの
イベント。
まちへの転入者(学生・社会人)が新たに友達を
つくる場所として、ひとり暮らしのお年寄り
の交流スポットとして、有効に機能している
ようです。
できるだけ長く続けられる、
お金がかからない交流。
まさに地方向けのイベント。
神栖市に限らず多くの地方では、高齢者
同士の集まり(交流会)って意外と多く存在
します。
対して、若い転入者や中高年の方が
新しい友達をつくることができる機会って
まあ少ないです。
周知の通り昨今の若年層は呑みに行く習慣も
減ってます。
都会の小洒落たバーならまだしも、
地方の飲み屋で偶然良き友と巡り合うのは
より難しくなっていくでしょう。
「ほどほどに隣人で、ほどほどに他人」
(地元の文化力 p.78より)が当たり前に
なりつつある地域社会で、どのように交流の
機会を提供していくか。
本や経験をもとにさらに考えていきます。
取手市のアートプロジェクト楽しそう。