結局興味が無いことは長期記憶になりにくいから、「興味の持ち方」を真っ先に知るべき
仕事で必要な知識より、生きていく上で優先順位の
低いことの方が、覚えられる気がしませんか?
それ、気のせいじゃないです。
「面白い(興味が持てる)から覚えられる」んです。
「人生においてそんなに必要では無いもの」
って大概面白いですよね。
ゴルフとかバイクとか映画鑑賞とか読書とか。
我々凡人は、 自分が興味を持てないことは
長い時間覚えられないような脳みそになってるんです。
(科学者の苫米地英人氏等も、自身の著書で述べてます)
結局何かを覚えるためには「いかに興味を抱けるか」が
最も重要です。
何にでも好奇心を抱ける人が記憶作業を制するのです。
では、どうすれば好奇心を育てることができるのか?
実は意外なことに、「何にでも興味を持つ方法」は
そんなに世間に出回っておりません。
書籍でもネットでも(私の検索方法が悪いだけかも)、
クリアに解決できる方法は見つかりませんでした。
そこで今回は、力業ではありますが私のおすすめの
「興味が湧いた状態で長期記憶できる方法」を紹介します。
1. 身近な人を巻き込む方法
⇒ 自分が信頼している(もしくは自分のことをよく
わかってくれてる)人から、おすすめの記憶方法や
教材等を聞き出す等。
「自分が好きな人に教えるために覚える」のも、
動機づけとしては効果的かも。
誰かに自分の言葉で教えることで、記憶が定着
しやすくなります。
2. 形から入る方法(とりあえずある程度の量をこなしてみる)
⇒最も苦しい方法。 とにかく興味が無くても、四の五の
言わずに覚えてみる。何回も復唱して、機械的に頭に
叩きこむ。
やっていくうちに、興味が湧いてくる場合もあります。
自分の得意分野や個人情報との共通点が見つかれば
しめたもの。「これって、自分が知ってるあれと
構造が似てるな」等と気づけると、忘れにくくなります。
具体的な記憶方法としては、
・最初に覚えた日から1週間以内に再度同じことを
覚えます。
・次に、その日から2週間以内にまた覚えます。
・さらに、その日から1ヶ月以内に覚えます。
(「1日30分を続けなさい!人生勝利の勉強法55 」
古市 幸雄 著 より抜粋 )
上記の作業を続けることで、長期記憶になりやすく
なるようです。
3. フィクションから入る
⇒最もとっつきやすい方法。
「マンガでわかる○○」系の本にたくさん触れる
ことで、興味が湧くまで待ちます。
少しでも興味が湧いてきたら、次はその分野で
「最もページ数が少ない入門書」にトライします。
だんだん難易度を上げていき、「この内容って、
そういう意味だったんだ」と腹落ちできたら
ラッキー。
腹落ちとは、「感動」です。心を震わせた作業は、
頭の片隅に残りやすい。
承知の通り、記憶したことは必要なときに
取り出せないと意味がありません。
「すぐに引き出せる長期記憶」の存在により、物事を
様々な角度から考えることがはじめて可能になります。
興味の持ち方に近道があるかどうか私にはわかりません。
「さあ、興味を持つぞ!」と意気込んでも興味は
持てません。
ただ、一見つまんなさそうでも、やってみると
意外と面白かったりするのです。
私個人としては 2の方法を推します。
行動しましょう。
もし、びっくりするくらい興味が涌かなくても、
必要に迫られてるなら とりあえず覚えましょう
(体を壊さない程度に)。