電車やバスの中で小説を読めない私が、絵本の原画展にいってきただけの記事。
神栖から1時間45分かけて、松屋銀座で開催中の
「林明子原画展」を観に行きました。
やはり親子連れを中心に、めちゃくちゃ混んでました。
林明子先生は、「はじめてのおつかい」・
「魔女の宅急便(角野栄子 版)」で知られる絵本作家です。
たぶん見たことない日本人はいないであろう、
あのやさしいイラスト。
私自身はあまり絵本には触れずに育ったのですが、
林作品は別でした。
風景写真のような細美な背景に一目惚れ。
物語に全く関係ない部分の描写にも全く手を抜かない
職人気質。
絵描きになるのが夢だった私にとって、
今でも尊敬する人物の1人です。
懐かしさと、流れた時の残酷さに打ちひしがれた
昼下がりでした。