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かぜよみの会 ~ 鹿嶋 神栖 潮来 香取 銚子 旭付近 の 文化系サークル~

茨城県鹿行地域にて、読書会を開催しています。少しでも興味を持たれた方や参加希望の方は、ruralbooks@yahoo.co.jpまでメールくださるか コメント欄 より お問い合わせください。

鹿嶋市立図書館で星を仰ぐ

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鹿嶋市立図書館にて恒例イベントとなっている
「楽しくやさしい天文学講座」に参加いたしました。




鹿島宇宙技術センター(http://ksrc.nict.go.jp)の布施哲治
さんが、老若男女にわかりやすいように「星座の位置」・
天体望遠鏡の構造と使い方」を解説しておりました。

布施さんはFMかしまでラジオ番組も受け持つ方。




半年前から星の動きを予測し、ちょうど良さげな観測日
(1月27日)を設定したというから驚きです。








講座で拝聴した「恥ずかしながら知らなかったこと」



1. 肉眼で見える夜空の星座の数は約40種


2. 冬季でもベガ(織姫星)は、かろうじて見える


3. 「秋の四辺形」や「プレアデス星団」は発光が比較的
弱いため、都会ではまず見られない








講座が終わったら、お待ちかねの天体観測の時間。


図書館前広場にて みんなで望遠鏡を覗き、感想を
ぶつけあいました。


月のクレーターを数十年ぶりにお目にかけることが
でき良かったです。




とにかく寒くて顔が強ばってしまいましたが(こどもたちは
すこぶる元気)、それ以上に、「のんびり夜空を仰ぐ」という体験を存分に味わえました。

図書館の周りが木々で囲まれているので、ちょっとした
森林浴的な錯覚も。






東京駅からバス1本で、鹿嶋の星空を仰ぐことができると
いうことなんですね。





アンドロメダ銀河の光は230万年前のものだからすごい」
系の話を聞くたびにいつも、「なぜすごいと感じるんだ
ろう」と ぼんやり考えていました。


今日の寒空の下、ふと、その理由がわかったような気がしました。


「どれだけ時間がかかっても、必ず一直線に届く。
受け手は、とびきりのプレゼントをもらったかのように
喜ぶ」という原理原則に憧れてしまう。その憧れからでた、
「すごい」なのかも。


恒星の光のようなメッセージが、地球上にどれだけ存在する
のでしょうか。