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かぜよみの会 ~ 鹿嶋 神栖 潮来 香取 銚子 旭付近 の 文化系サークル~

茨城県鹿行地域にて、読書会を開催しています。少しでも興味を持たれた方や参加希望の方は、ruralbooks@yahoo.co.jpまでメールくださるか コメント欄 より お問い合わせください。

2017年11月に読書会が開催されました

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本格的に冷え込んできましたが、暖かい喫茶店内で
読書会が開催されました。

今回から、毎月お世話になっているリピーター
の方々に司会進行役を順繰りバトンタッチして
いく運びになりました。





紹介されたのは、上の写真の本たち。
いずれも「秋」をテーマにして選んできて
もらいました。



・「美しい距離」山崎ナオコーラ
→ 最近読んでよかったとのこと。
余命短い妻と夫の時間、淡々とした描写の
中に夫婦のちょうど良い距離感が感じられる。

「ナオコーラは自分を客観的に見るような
エッセイを書くが、小説にもそういったところ
が現れてるように感じた」という発言が印象的
でした。



・「ぐるぐる博物館」三浦しをん
→つくばの博物館による きのこの展示を見に
行かれた体験から、 博物館に関するエッセイ
を選ばれたそうです。

神栖にも博物館ほしい。



・「流しのしたのほね」江國香織
→なんとサイン本。とにかくタイトルが秀逸。
何気ない日常を描いた小説や映画などが
大好きという新規参加者の方による紹介本でした。



・「十一月の扉」 高楼 方子
→秋にちなんだものと思い読み始め、まだ読了
してないがかなりいい一冊になりそうとのこと。

著者の高楼氏は、江國氏も絶賛されている
児童文学作家らしいです。




・「トリツカレ男」
→みんな昔はトリツカレ男(女)だった。






以下、実際に飛び出した発言ハイライト


・ストーリー、起承転結、因果関係がはっきり
しない小説が好き

・色々な読書会に参加して来たが、10人いれば
10通りの読み方があると感じる

・本がなかったらどうなってただろう











12月も開催予定です。
興味のある方はぜひ。