ミサイルと読書会
北朝鮮が荒ぶってます。
ミサイルの精度や飛距離も以前とは段違いです。
「北朝鮮はアメリカとの対話が狙いなので、日本に撃ち込むことは無い」と
いう捉え方が多数のようですが、額面通りに受けとるわけにもいきません。
当然ですが、「あ、牽制のつもりだったのにうっかり照準が狂っちゃった」
なんてことも起こりえます。設計に人間が関わる以上、エラーが起きる可能性
はゼロにはなりません。
「株価が~…」と金融の面だけから判断するのも早計。
イラン・イラク戦争も、石油の利権絡みが一因として勃発しました。
敗れてジリ貧になったイラクは、懲りずにクウェートへちょっかいを出します。
(文春新書 「イスラームの世界地図」 より)
当然ですが、お金がなくなったら、奪うのが一番手っ取り早いです。
追い詰められた国は、何をしでかすのかわからないのです。
社会の若さと紛争の起こりやすさは相関しています。
(とりあえずわかる!世界の紛争地図 より)
世界が成熟するにはまだ時間がかかるようです。
ちなみに戦時下の日本では、青年達を戦士として
育てるために読書会が利用されたという忌むべき
過去があります。(学芸図書「読書会の指導」より)